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世界の美食の首都パリに学ぶ。「割り切り」と「偏愛」を両立させる日常
世界中から一流のシェフ(を目指す熱意ある若いシェフ)や高感度な美食家が集まり、常に新しい食のトレンドが生まれ続ける街、パリ。
名実ともに「世界の飲食の首都」であるこの街の強さは、フランス料理を発展させた宮廷料理の歴史的バックグラウンドや街にトレンディなレストランが立ち並んでいるからだけではありません。

西原咲
6 日前読了時間: 4分


自分の言葉で、世界を語る。
フランスの「読書・哲学カルチャー」に学ぶ
「自分の意見」を持つためのインプット

西原咲
8月15日読了時間: 4分


パリのバカンスに学ぶ、組織を自立させる長期不在
~休むことも攻めの戦略~ 8月を目前として、ここパリの街はいつもと少し違う空気が流れ始めています。 バカンスの季節がやってきたからです。 私がよく使う”La Carte des Colocs”という 短期/長期のフラットメイト募集を無料で掲載出来るwebサイトも、 バカンス中の又貸し物件で溢れかえっています。 家を又貸しして、バカンスの旅費の足しにする訳です。 また、人が減るバカンス期間のパリにて、 窃盗防止のために家に誰か居てもらう方が安心という考えの人もいるようです。 (このサイトで見つけた家々での経験はまた改めて記事にします!) バカンスはオフィスワーカーだけのものでなく、 パン屋さんやレストランなど個人商店までもが8月まるまる1ヶ月など、 まとまった休みを取ります。 「バカンスを100% 楽しむために、それ以外の期間にしっかり働く」。 そんな人生のバランスが、社会の共通認識として深く根づいているのです。 クラシカルなフレンチビストロ「LE BARATIN」の一皿 友人が働くパティスリーのパフェ 少し脱線しますが、 人生のバランスを重視して

西原咲
7月31日読了時間: 3分


チャンスの扉は、すぐ目の前にある。
パリのポップアップ文化と、人が交差するVernissageの魔法 パリの街を歩いていて驚くのは、 ギャラリーやポップアップスペースの圧倒的な多さです。 (あと、どんなに暑い日でも雪の日でも、テラス席で1杯呑みながら、 お喋りをしている人たちの多さです。こちらはまた次の記事に書きます。) 老舗の格式高いギャラリーだけでなく、街のいたるところに 「数日間だけレンタルできるスペース」が存在します。 ここでは、有名な芸術家だけでなく、駆け出しのクリエイターや、 普段は別の仕事をしている人たちが、自分の作品を展示し、 世の中にアプローチしています。 アーティストにとって、自分の才能を試すチャンスが、 街のインフラとしてごく自然に用意されているのです。 そして、こうしたイベントに欠かせないのが、 初日に行われる Vernissage(オープニングパーティー)や、 最終日の Finissage(クロージングパーティー)です。 イベントの初日や最終日の夜、 スペースにはワインやちょっとした軽食が用意され、 音楽が流れ始めます。 知り合いはもちろん、通りすが

西原咲
7月18日読了時間: 4分


「死ぬまで青春」を生きる。
パリの夏至の夜と、直島で見た「最高の笑顔」 前回の記事では、サッカーの熱狂から 「人はロジックではなくパッションで動く」というお話をさせていただきました。 今回は、パリの街全体がアートの舞台となる一夜限りの現代アート祭典 『NuitBlanche(白夜祭)』での体験から感じたことをシェアさせていただきます。 夏至の夜の22:30、 私は安藤忠雄氏が再生を手掛けた現代美術館 『Bourse de Commerce』へと向かいました。 ここは、安藤氏がパリ市の反対を5回も押し切って、 旧証券取引所内にコンクリートの円柱を入れて以降、 インスタレーション※の名所となっています。 建物に到着すると、そこにはチケットを持っていないけれど 「どうしても中に入りたい!」という人々で溢れ返り、 深夜前とは思えないほどの大行列ができていました。 並んでいるパリの大人たちを見渡すと、皆本当に楽しそうで、 まるで「お金と力を手に入れた20歳」のようでした。 中へ入ると、円柱が囲む巨大なホールに、 雲(霧)が出たり消えたりする幻想的なインスタレーションが広がっていました

西原咲
7月4日読了時間: 3分


環境を言い訳にしない生き方。
―パリの記録的な酷暑と Fête de la Musique に学ぶ 「今ある場所」で熱狂を生む力― 皆様、こんにちは。 株式会社ファイン総研の西原 咲です。 ニュースでご覧になった方もいらっしゃるかと思いますが、 現在、私がいるパリは連日の凄まじい酷暑(40度越え)に襲われています。 SNSでは「外に鉄鍋を放置すると、目玉焼きやクレープが焼けた」 という動画がバズるほど、 街全体がまるでオーブンのような熱気に包まれています。 あまりの暑さに、サンマルタン運河には服のまま飛び込む人たちが続出し、 街を歩けば、水着で歩いている人、 新しく買った扇風機を大きな箱ごと肩に担いで家路を急ぐ人たちの姿を 本当によく見かけます。 日本であれば、すぐに「クーラーの効いた室内に避難しよう」となるところですが、 実はフランスの住宅や店舗や地下鉄の冷房設置率は驚くほど低いのが現状です。 私を含め多くの人が、冷房のない家や店で氷を枕にしたり、 扇子を持ち歩くなど、この猛暑を耐え忍んでいます。 このような酷暑にもかかわらず、パリの街を見ていて驚かされる、 彼らの強烈な

西原咲
6月30日読了時間: 3分


国境を越える「熱狂」のエネルギー
―World Cup と PSG の勝利に学ぶ、人を動かすパッションの力 現在開催中の FIFA World Cup、皆様もご覧になっているでしょうか。 先日の日本対オランダの激戦は、 画面越しからも選手やサポーターの凄まじい熱量が伝わってきて、 胸が熱くなった方も多いのではないかと思います。 ここパリでも、遅い時間であるにもかかわらず、 街中のあちこちのバーに様々な国の人たちが集まり、 熱気溢れるパブリックビューイングが行われていました。 そして試合直後、フランス人の友人から 「日本は本当にすごい、素晴らしい戦いだった!」 と興奮気味に連絡が届いたのです。 (日本人として誇らしいです。次の試合も楽しみですね!!) 実は、サッカーで世界中の視線が集まる「熱狂の渦」、つい先日もありました。 チャンピオンズリーグでの 仏パリサンジェルマン 対 英アーセナルの決勝戦です。 長い試合の末、地元のパリサンジェルマン が劇的な勝利を収めた瞬間、 スタジアムだけでなく、街中が一瞬にして歓喜の渦(と暴動)へと変わりました。 言葉の壁も、年齢も、立場も超えて、

西原咲
6月21日読了時間: 3分


【はじめに:パリの空の下から、皆さまへ】
皆さま、はじめまして。 この度、株式会社ファイン総研の役員に就任いたしました、 西原咲 と申します。 私は現在、フランス・パリを拠点に日本の工芸支援の活動をしています。 遠く離れたヨーロッパの地から、 なぜ日本を支える皆さまへ向けて発信を始めるのか。 今回は最初の記事として、私の自己紹介を兼ねて、 この場所に込めた「ある強い想い」をお話しさせてください。 いま、私は歴史的な円安とインフレの渦中にあるパリにいます。 日本の何倍もの家賃、 そして大学院を卒業した優秀な現地の若者たちでさえ就職が困難と言われる、 非常にシビアな現実がここにはあります。 ふとした瞬間、 「言葉さえもまだ勉強中の私が、この厳しくタフな異国の地で、 一体何をしているんだろう……」と、 圧倒されそうになることもあります。 しかし、そんな逃げ場のないアウェイな環境にいるうちに、 自分でも驚くような変化が起きました。 厳しい現実に揉まれるなかで、自分の内側に眠っていた本当の力や、 新しい可能性が引き出され、形を成していくのをハッキリと確信しています。 「私には、もっとできることが

西原咲
6月12日読了時間: 3分
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