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国境を越える「熱狂」のエネルギー

  • 執筆者の写真: 西原咲
    西原咲
  • 6月21日
  • 読了時間: 3分

―World Cup と PSG の勝利に学ぶ、人を動かすパッションの力


現在開催中の FIFA World Cup、皆様もご覧になっているでしょうか。


先日の日本対オランダの激戦は、

画面越しからも選手やサポーターの凄まじい熱量が伝わってきて、

胸が熱くなった方も多いのではないかと思います。


ここパリでも、遅い時間であるにもかかわらず、

街中のあちこちのバーに様々な国の人たちが集まり、

熱気溢れるパブリックビューイングが行われていました。


そして試合直後、フランス人の友人から

「日本は本当にすごい、素晴らしい戦いだった!」

と興奮気味に連絡が届いたのです。

(日本人として誇らしいです。次の試合も楽しみですね!!)


実は、サッカーで世界中の視線が集まる「熱狂の渦」、つい先日もありました。

チャンピオンズリーグでの 仏パリサンジェルマン 対 英アーセナルの決勝戦です。


長い試合の末、地元のパリサンジェルマン が劇的な勝利を収めた瞬間、

スタジアムだけでなく、街中が一瞬にして歓喜の渦(と暴動)へと変わりました。


言葉の壁も、年齢も、立場も超えて、肩を組み合って歌い、ハイタッチを交わす。

そこには、すさまじい一体感とエネルギーが満ち溢れていました。


路上で一般の人たちが打ち上げるゲリラ花火や爆竹の勢いに、

私は少し身の危険を感じて急いで帰宅したのですが

(外の盛り上がりは暴動一歩手前のような凄まじさ!)、

家の中にまで地響きのようなお祭り騒ぎが聞こえてくるほど。


まるで地球最後の日のような「人間の圧倒的なパワー」を感じた1日となりました!


この光景を肌で感じながら、

私は前回の記事でお話しした「日本(自社)を客観視する」という視点について、

改めて考えていました。


フランス人と日本人、文化や国民性は全く異なります。

しかし、「これほどまでに人を狂おしいほど突き動かし、

一つの大きなコミュニティにしてしまうエネルギーの正体は何だろう?」と考えたとき、

そこには国境を越えた共通の真理があることに気づいたのです。


それは、人は「ロジック(理屈)」ではなく「パッション(感情の共有)」で動く

ということです。


戦略が正しいから、ルールだから、

それだけの理由で、人はここまでの熱量を出せるでしょうか。


彼らを動かしているのは、

「このチームを勝たせたい」

「この感動の瞬間を一緒に味わいたい」という、

内側から湧き出る純粋な熱意です。


これは、地方の中小企業における組織づくりや全ての人間関係においても、

全く同じことが言えるかもしれません。


もしかしたら、私たちは無意識のうちに、

正しいルールや精緻なロジックだけで人を動かそうとしてしまっているのかもしれません。


しかし、本当に人のポテンシャルを引き出し、周りを巻き込んでいくのは、

皆様自身の「こんな未来を作りたい!」「この地域を面白くしたい!」など、

理屈を超えた熱いパッションです。


World Cup の日本代表が私たちに勇気を与えてくれるように、

私も皆様もパッションを爆発させている姿こそが、

人の心に火をつける最大のエネルギーになることでしょう。


各々の原点にある「熱意」には、街を揺るがすサポーターたちにも負けない、

会社や地域を変えていく圧倒的な「ポテンシャル」が眠っていると確信しております。




サッカーに関連する写真を撮り忘れたので、

写真は「パリ国際大学都市の日本館で開催された日本祭り」の時のもの。

(こちらも大盛り上がりでした!)

Photo by me

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