教育とは教えることではなく、寄り添って、ともに学ぶこと。 part1
- 山口明男

- 2025年1月31日
- 読了時間: 3分
更新日:2025年3月16日
経営コンサルタントの山口明男です。

今回からのブログは、吉田松陰の超訳「覚悟の磨き方」を読んでの学びを皆様と共有します。
吉田松陰、今までも何冊か読みましたが、今回、出会ったこの本は、表紙を見た瞬間、ワクワクし、“これは多くのことを学べるぞ”、と心が揺さぶられました。
本の表紙は「覚悟の磨き方」、見出しに「不安と生きるか。理想に死ぬか。」胸にグサッと刺さりました。
また、冒頭に、「この命をどう使い切るか。ついに志を立てる時が来た。」
日頃、今週の仕事のこと、トランプさんの一言、株価、為替レート、ブログの題材、等々
目先のことを心配し、悩み、不安に心をもっていかれていましたが、「一日一日、今ここ、命を使い切る生き方をする」この覚悟で生きていくことの大切さを、この本から学びます。
吉田松陰25歳。ペリー来航 黒船に乗るときの言葉。
今ここで海を渡ることが禁じられているのは、たかが江戸の250年の常識にすぎない。
今回の事件は日本の今後、3000年の歴史に関わることだ。
くだらない常識に縛られ、日本が沈むのを傍観することは我慢ならなかった。
この心意気、これが吉田松陰の全てを語っています。
「たかが江戸の250年の常識」「日本の今後、3000年の歴史に関わること」と、小舟を盗んで荒波の中を漕いで、黒船に乗り込んだ。
このスケールの大きさ、これが明治維新をおこした、エリート集団を育てたのです。
これから先の日本のこと、自分のことで請一杯、なかなか考えが及びませんが、せめて三年先、五年先の自分、自社のことぐらい、常識にとらわれることなく、時代の進化に合わせて、どんどん変えていかないといけませんね。
小舟を盗んでまで黒船に乗り込むことはありませんが、それぐらいの覚悟で、行動することが必要な時です。
一人1人を弟子ではなく、友人として扱い、お互いの目標について同じ目線で真剣に語り合い、入塾を希望する少年には「教えるというようなことができませんが、共に勉強しよう」と話したという。
「教えるというようなことができませんが、共に勉強しよう」これこそ、私の仕事、コンサルタントの仕事は、まさにお客様に教えることは出来ません。
ましてやお客様はその仕事が本業で、プロです。
その業界の素人、コンサルタントが教えるなんて、もってのほかです。
出来ることは、お客様の目標、目的、希望をしっかり傾聴し、お客様に“寄り添って”共に勉強することが最も大切な仕事で、効果のある学びではないでしょうか。
スタッフの教育も、教えるのではなく、共に学ぶことが最良の社員教育です。
教育は知識だけを伝えても意味はない。
教える者の生き方が、学ぶものを感化して、はじめてその成果が得られる。
こんな松陰の姿勢が、日本を変える人材を生んだのです。
教育はまさに、教える人の後ろ姿で教えること。
子供を見れば親がわかる。社員を見れば社長がわかる。生き様で感化することです。
お母さん方が「うちの子も、大谷選手のような子供に育てたい、どうしたらいいのですか」とよく言われますが、「それは簡単です。あなたの後ろ姿で育てて下さい」教える者の生き様が全てなのです。簡単で、最も難しいことです。
吉田松陰「覚悟の磨き方」しっかり学んで「自分の生き様が全て、このことを覚悟します」
次回part2へ続きます。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございます。



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